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第10回 玉置浩二ショーの感想②






今日は前回の続きです


第10回、玉置浩二ショーの感想②


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前半はこちら→第10回 玉置浩二ショーの感想①









小林さん青葉さんとのセッションが終わると、
インタビューが入ります






ニューアルバム「Chocolate Cosmos」について。




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玉「一度止まって振り返ると正しいという字になるって、
おしょうによく言われたことあるんですけど。

(今まで)やってなかった。どんどん流れていくのが当たり前で。」




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玉「音楽やめようかなってとこまで1回いったんですよ。

自分と向き合てたかなぁ…いったい何がやりたいんだろうと思って。
たどり着いたのが、アルバムを作ろうっていう。」

「全然歌えなくてねぇ…歌うと泣けてくるし、声もうまくいかないし、
かなり挫折したんですけどね。珍しいんですけど。」






「一」
「止」まる、と書いて「正」になる。


すごいですね。気付かなかった…

コロナが流行ってから本当に「考える」という時間が増えましたよね。
きっと日本中の人、みんながそうだと思います。

でも玉置さんの言葉を聞いたら
立ち止まって考え込んだ時間も、正しい時間だったんだと思えました。



玉置さんも辛かったんですね…

「やめようと思った」のくだりは何度聞いても辛くなります(´・_・`)

音楽が誰よりも大好きな玉置さんがそんな事考えてしまうなんて…
どんなに悩んで、苦しんだか、想像もできないです。


リスタートのきっかけになった「Chocolate Cosmos」

上手く歌えず、心が折れそうになりながらも
思い込めて頑張って完成させたんですね(;-;)

このお話を聞いてますますこのアルバムが大好きになりました
これからも大事に大事に聞いていきたいです










ここで、アルバムの中から2曲披露です。




「ホームレス」~「忘れない」


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涙なしでは見られなかったです…


すごく悲しくて、寂しくて…


うまく言葉が見つからないですが…
玉置さん、「魂」で歌ってましたね。そんな感じがしました。


「ホームレス」も「忘れない」も、どちらもお別れの歌で…
ひとつひとつの歌詞が刺さって、胸が苦しかったです。

とくに最後のアカペラは、
玉置さんの今の心情すべてが詰まってるようで、
見ていてすごく切なかった…


でも、悲しみの中にも深い愛情がヒシヒシと感じられて、
本当に温かいパフォーマンスでしたね。










なんだか気持ちの切り替えが難しいですが、



お次は、再び玉置さんの別荘です。







音楽のルーツのお話





小林「僕はビートルズだったんだな、っていうのは凄くありますね。
玉置さんじゃないけど、時代によって全然違う、
音楽に対しての初期衝動の喜びみたいなものとか…」


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「ルールを作らないようにする、みたいなね…
コントロールしすぎるつまらなさって、ほんとにあるでしょ?
プロデューサーが言うのもなんですけど、
コントロールするのを信条としてないのかもしれない。」



お~…これは深いお話を聞けました。

プロデューサーだけどあまりコントロールしたくない。

…って、凄くかっこいい!

たしかに、誰かにコントロールされたりルールにとらわれていたら
新しい音楽なんか生まれないですよね









小林「玉置さんビートルズの影響は?」



玉「いや…もちろんあると思うけどね、意外とねぇ…
イーグルスとかね、ドゥービーブラザーズとかね?バンドだったから」



安全地帯は日本じゃなくて海外を相手にしてた
って以前よく言ってましたよね(*^_^*)





そういえば、前に安全地帯で「Bar Koji」に出た時に
みんなでドゥービーブラザーズの曲を歌ってたの思い出しました


そうそう、これだ!

玉8 安地ロック

「Listen to the music」

安全地帯の演奏もコーラスも最高で、すっごくかっこよかったな~(*^-^*)
玉置さんのデタラメ英語に笑ってたメンバーのリアクションが懐かしい(笑)

また出て欲しいな、安全地帯
楽しみにしてよう!!










そして青葉さんのルーツは、


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青葉「映画音楽好きでした。ジブリとかディズニーとか、
90年生まれなんですけど、その頃やってた映画音楽を聴いたりとか…」





「映画音楽」なんですね!

わー!なんだか分かる気がします
「よく知らないだろ~」ってファンの方に怒られそうですが

でも青葉さんが最初に歌われてる姿を見た時に
すごくドラマティックな感じがしたんですよね

ただ歌ってる、というより曲の中に入り込んで
歌の主人公になってるような、そういう歌い方だなって。
魅力的な世界観のあるアーティストさんです











玉「俺もでも映画音楽だったねぇ…」


えっ!!そうだったんだ(゚д゚)


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玉「意外とマカロニウエスタンが好きだった。
名曲が多い、すごいいい曲多いの」













名曲が多いのか…気になる。

「マカロニウエスタン」調べてみようヽ(´∀`)ノ






お~こいういう感じの音楽聞いたことある(゚∀゚)
「マカロニウエスタン」って分類されるんですね、知らなかった(*^^*)

これが玉置さんのルーツのひとつなんだ



あ!!

じゃあ「R-『☆』指定」冒頭で流れる西部劇の寸劇も、
こういった影響で生まれたものかもしれないですね







それにしても、玉置さんはルーツが多いですね

おばあちゃんの「民謡」からはじまり、
「映画音楽」「洋楽」…と幅広い!!


だからこそ「無言坂」みたいな演歌とか、
「Grand Love」のようなジャズっぽい曲とか、
「熱視線」みたなロックや「行かないで」のような壮大なバラードまで
色んなジャンルの曲が作れちゃうんだろうな












別荘のお時間も残りわずか…


最後は玉置さんの曲でセッションです










青葉さんが選んだ曲は…



「嘲笑」



青葉さんが映画館のBGMでたまたま流れているのを聞いて
「いい曲だな」と思って調べたものが、この曲だったそうです


嬉しいエピソードですね~
そんな映画館あったら通っちゃうな(*´v`*)



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青葉さんのふんわりした歌声と
玉置さんの優しさでいっぱいの歌声が重なり合って、
子守歌のような、とっっっても癒されるコラボでした(TvT)







玉「よく今弾いて歌えたね…歌詞ね…」


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歌詞見てなかったんだ!

それだけお気に入りの歌ってことですね









良いコーナーでしたー(*^_^*)


小林さんが「玉置さんの事を話す」ってだけでも凄いのに
小林さん「と」玉置さんがトークしてるんですよ

すごい貴重ですよね
本当にいつか楽曲でコラボしてほしい!見てみたいです

そして青葉市子さんという才能溢れる方を知れたことも良かったです
もっと活躍してほしい!いや、きっとされるでしょうね(*^-^*)








このトークのコーナー大好きだから終わっちゃって寂し…










じゃじゃっ!!



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じゃじゃっ!!




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じゃじゃっ!!!




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ぇええーーーーっ!!??


突然すぎるww

気持ちが追い付かないよー‼‼





「嘲笑」の余韻に浸る間もなくいきなり演奏が始まったので飛び上がりました

まさか「香港」が聞けるなんて!!うれしいーーーーーヽ(≧∀≦)ノ



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はぁぁ~~かっこよかったーーー!!
玉置さん声も動きも若々しいーー!!



アレンジが全然違いましたね!!新鮮!
現代チックといより、どちらかというとバブリー?な感じで、
キラキラしていて、疾走感があって最高でした




なんかこの「ジャジャッ!ジャジャッ!」ってイントロ聞いて

「昔こんな曲調のアニメを見たことがあるなぁ…」

ってずーっと思い出せないでいたんですけど、

やっと思い出しました!!



「ルパン三世」だ!!(゜▽゜)




…だからなんだって話ですけど(笑)






そして、最高なのが

この終わり方ですよ!



ジャンッ!!!



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まぶしーーーっ‼‼‼(/∀\*)

この玉置さん「正義のヒーロー」っぽくてお気に入りです(笑)









いや~めっちゃくちゃ良かったー「New香港」誕生しましたね




今回のこの「香港」の選曲、なんでかな~?と思ってたけど、
安玉スタッフさんのツイートを見て謎が解けました!!


そのツイートがこちら↓↓


香港で発売決定!


なんと、「Chocolate Cosmos」香港でもリリースになったそうです!
しかも「むくのはね」がラジオ局のランキングにランクインしているとか!?

香港は安玉ファンが沢山いらっしゃるんですよね
玉置さんも香港大好きですから、行きたいだろうな~










ここで、また歌のコラボ!!



4人目のゲストは…



ケイコリーさん


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お久しぶりの共演ですね(^v^)



玉「イマジン歌えるなんてねぇ…。
良かったです。ケイコさん出てもらって、イマジン一緒に歌えて。

声を上げて頑張っている若い人たちの後ろで
俺たちみたいな音楽が鳴っているのがいいと思う。」


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「簡単に言うと、平和で…みんな幸せで…
もめごとなんかなくて…大好きな人が笑ってて…
分け隔てなく。何者も見捨てない。それが「愛」ってなもんで、へへっ」



「愛」に対する考えを、こう語った玉置さん




この想いを、次の歌に込めました






「Imagine」


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圧倒されました。

うまく表現できないけど…

全部が素晴らしかったですね(;-;)


まずケイコリーさんの歌声がすごすぎて…
なんて芸術的なお声だろうと、引き込まれました。

ジャズ調の壮大なアレンジが
知ってる「イマジン」とは違って新鮮でしたし、
時折入る玉置さんのコーラスも優しくて、とても感動しました。



そして何より、心を打たれたのがこの歌の歌詞

もちろん知ってる曲だし、何回も聞いたことはあったけど、
歌詞の意味まではきちんと知らなくて…


画面に映し出される言葉に何度も「はっ」とさせられて、
一つひとつが胸に響きました



想像してみる、たったそれだけで
心がつながって、世界は一つになる。




無知でしたこんな素晴らしい歌だったんだ…(;-;)
「イマジン」という曲に込められた想いを知ることが出来て良かった


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玉置さんのこの穏やかな表情、素敵だな…


この歌の通り、世界中がひとつになって、
争いなんか無くなって、コロナもおさまって、
平和に日常を過ごせる日が、1日でも早く来ますように…









お次で、最後の曲です。








でもその前に、大切なお話がありました。


玉「無観客の公演を、能楽堂でやるっていうことになって、
それで、アルバムを作った後に、気持ちをそっちに持ってって、
リハーサルに入っていって、よし!これもいい感じにできたな!
って…明日収録本番だって前の日の朝に、親父が死んだんですよ。

でも心の中では、親父はおふくろのところに行ったな。と…
ふたりで仲良くいるだろう、って…思いつつ…
できれば早く親父に会いたいなって、もう骨になってるんですけど…」


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「色々考えてたら、「家族」の中で父さん母さんって唯一出てくる…。
…家族歌えるのかな?って思って…歌ってみようと思って。

なんか、いたかもしれないですね。
見守ってくれてたような気がするんですけどね…

…そんなような事もあって…
想いが強い玉置浩二ショーでした。
これは大事ですね、でも、想いは…」



ネットで玉置さんの事調べていた時に
もしかしたらお父様亡くなられたんじゃないか…
という事を知って、ずっと心配していたので、
事実であることが分かって、すごくショックでした…。


ご両親、何度かコンサート会場でお見かけしたことがありましたが、
温かい雰囲気で、すごく優しそうな方々だったことを覚えています。

ステージの玉置さんから「親父とおふくろも来てます!」って紹介されると
お二人ともちょっと照れくさそうに立ち上がって、会釈して、
その姿がとても微笑ましかったことが、今でも忘れられません。





コロナ禍での闘病、玉置さんやご家族の方のお気持ちを考えると、
本当に胸が締め付けられます…


とくに東京にいる玉置さんは、帰る事もできず、最後のお別れもできず、
実のお父様なのに、そばに行けないなんて、
どんなにお辛いか。どんなに不安だったか。想像もできないです…。







そんなお父様を思って、玉置さんが選んだ曲は…







「家族」


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胸が痛かったです…。


歌詞を噛みしめるように、心を込めて歌う姿に、
玉置さんの、お父様・お母様への想いが
痛いほど感じられました。

「はやく帰りたいよ」という言葉が、
悲しくてたまらなかったです…。



でも、玉置さんが仰っていたように、
きっとすぐ近くで見守られていたでしょうね。
また一緒になれたご夫婦おふたり、仲良く寄り添って…

この玉置浩二ショーの収録だけじゃなくて、
紅白歌合戦も…能楽堂も…コンサートも…

今までよりもずっと近くで、
誇らしそうに見守っていたんじゃないかな…きっと。


玉置さんが「愛」を誰よりも大切にするのは、
お父様とお母様が、愛情をたっぷり注いで
大切に育てられたからだと思います。

ご両親には感謝しかありません。

玉置さんのお父様のご冥福をお祈りいたします。
























今回の玉置浩二ショーは、
見終わった後、しばらく立ち上がれなくなるくらい
余韻が凄かったです…。




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「想いが強かった」という玉置さんの言葉通り、
今まで以上に、玉置さんの音楽への愛情が溢れていたように感じます。


寂しくて切ない場面も多くて、何度も涙が出たけど、
それも全部含めて、優しさの詰まった素晴らしい放送でした




それに、「俺はどこか狂っているのかもしれない」とか「香港」とか、
普段あまり聞けないような、マニアックな曲も色々聞けて、
ファンとしてはすごく嬉しかったですね




アクリル板を設置したり、ソーシャルディスタンスを保ったり、
感染症対策もしっかりされていて安心しました




コロナの感染者も減らず、大変な中で
こんなにも愛に溢れた素敵な番組を作ってくださって
玉置さん、ゲストの皆さん、スタッフさん…関わった皆様。
本当にありがとうございました







何より、一番言いたいのが、



繰り返しになるけど、


玉置さん、


音楽をやめないでくれて、本当にありがとう…







コンサートも次々と中止になり、
自粛中はファンとの接触も無くて、
玉置さんは実感が無かったかもしれないですが、


このコロナ禍で玉置さんの音楽に救われた人がどれだけいるか…。


自分もそうだし、ネットを見ると本当に沢山いるんですよね。
玉置さんの歌で元気出たよ!って人


でも、ネットを見ない玉置さんには、なかなか伝わらないんだろうな…。






以前ご本人が「お客さんが「わーってなった瞬間が幸せ」と仰ってましたが、

たぶん、ネットもSNSも見ない玉置さんが
唯一ファンの声を体感できる場が、ステージの上なんでしょうね。




だからこそ

先日の「オーチェペリ」のレポを読んで、本当に嬉しくなりました(;v;)

ようやく浴びることが出来たお客さんからの万雷の拍手が
玉置さんの今後のエネルギーになると嬉しいなと思います。







今はお父様の事やコロナもあるので仕方ないですが、
ゆっくりでもいいので、少しずつ元気になって、


いつかまた、玉置さんの心の底から笑った
キラキラした笑顔を見せて欲しいです



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(ごはんもいっぱい食べてね!

1日でも早くコロナが落ち着いて、
玉置さんが旭川のお父様と再会できますように…。










ということで、

「玉置浩二ショー」の感想を終わりますm(__)m


案の定、超・長文になりましたね…
くじけずに読んでくださった方、ありがとうございました(笑)


私も今回はいつも以上に「想い」が止まらなかったです








次回の更新は、未定です


アルバムの感想は時間かかるからのんびり書くとして、
WOWOWは…いつも通りツボまとめにしようかな、って思ってます。
あとコメントでリクエストもあったのでそれも書きたいし、
でも、他にも書きたい事がいくつかあるんですよね…全部書けるかな…


とりあえず、気分が乗ったら何か書きます(笑)
気分乗るといいな~(*▽*;)





前回のブログ、拍手・コメントありがとうございました

ではまた!(^^)








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